こんにちは、確定拠出年金相談ねっと 代表の山中伸枝です。
2016年12月24日付日経新聞朝刊 M&Iのコーナーにて取材協力させていただきました。
M&Iの記事「個人型DC、対象拡大3 加入の手続きは?」
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掛け金設定、長期的視点で ファイナンシャルプランナー 山中伸枝さん
コメントでも指摘させていただいておりますが、特に公務員さんの職場への書類の届け出については、現場はかなり混乱しているようです。
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話によると、1月31日までに書類がすべて運営管理機関に届けば、3月の掛金引き落としで2か月(2月と3月)分まとめて拠出となるようです。いずれにしても、法律上は1月から加入が可能となったわけですが残念ながら2017年は12か月分の拠出はできず11か月分の拠出が最大となります。公務員さんの現場の状態を見ると、果たして1月31日に間に合うのかも疑問ですが、いずれにしても機会損失ですね。
個人的には、第2号被保険者の掛金は統一して、会社を通さずとも加入できるようにするべきだと思っています。なぜならば、確定拠出年金以外の企業年金があったとしても、その金額等は会社によって様々ですし、その額が十分かどうかという点でも会社によって事情が異なるからです。それに老後の資産をどのくらい準備したらいいかは個人により目標額が異なりますし、同じ会社に一生勤める方も少ないわけですから、任意加入であるべき個人型確定拠出年金(iDeCo)は本来「任意」であるべきと考えるからです。